滞在:13日(トータル1万5千円くらい)
英語通じる
1エジプトポンド=15円だった気がする
ビザ必要:15ドル
カイロ空港であっという間に取得可能、逆にあっさり過ぎて怖い…
1食100円くらい(質素で良いなら)
1泊300円くらい(ドミトリー)
いやはや焦った。
空港に到着はしたもののフライトの掲示板にカイロ行きがない。
不安が的中したのかーと焦る。
不安① カイロは暴動があったのでカイロ行きのフライト全て欠航
不安② 日本で航空券を買ってから100日経ってたのでフライト日時にズレが生じた
バックパックを背負いながら考え込む。
受付の人に聞いても、後でまた来いってこと以外は何言うてるかわからん。
落ち込んだりしても気持ちが沈むだけなので近くにあった
空港専用のパソコンいじってたらフライト検索を見つける。
フライトナンバーを打ったらカイロ行きのフライト発見!
10時発が15時発に変更になってた。
だから受付の人は後で来いって言うてたのか!
最悪チケットの取り直しまで考えてたから喜びのあまりガッツポーズ。
2時間のフライトの後、カイロに到着。
入国審査する部屋の前でビザ売ってるコーナーあり。
15ドル払ってパスポートにビザをペタッと貼って終了。
ビザがあっけなく取れすぎて怖い。
今までは紙に色々と書いてたのに、何も記入せずお金を払うだけ。
逆に怖い。。
入国審査を終えてロビーへ。
客引きがめんどくさい!
町までタクシー100EP(エジプトポンド)つまり2000円。
おんぼろバスに揺られてカイロの中心地へ。
バスからおりてビックリ!
横断歩道が無いから道路が渡れん。
ビュンビュンと車が走ってるので本気で轢かれる。
どう渡るんだろ...と思案してたらニュータイプのような動きで
車と車の間を駆け抜けてくおっさんが!
片側4車線の道を1車線ずつ車を避けて渡ってた。
あいつはニュータイプ。
車に反応出来ずに立ち尽くす自分はオールドタイプ。
考えた末に、現地人が道路を渡る時に後ろに
ぴったりとくっついて渡ることに。
なんだかんだでスルタンホテルという日本人宿に到着しました。
スルタンホテルとは名ばかりのへっぽこ宿で爆睡。
蚊はブンブン、シーツはシミだらけ。受付のおっさんは目がとろん…
昨夜はブリーチを読みながら就寝。
日本人宿には漫画があるからうれしー
日本語が恋しい。
今日はエジプト博物館へ!
中はごちゃごちゃ整理されてないってか整理できんくらい出土品多し。
ツタンカーメン?と対面する。
博物館もそこそこに漫画シグルイを読むべく帰宅する。
けしからん。世界一周してんのに漫画にうつつをぬかすとは。
宿に帰ると高木さん(ハンサム)という日本人の方が。
また友達が増えた!旅行してる特権で旅の話を交換し合ったりして
すぐ仲良くなれるの素敵。
そして夜は久保さんというスルタンホテルのボス?が
手羽先を馳走してくれることに!
…うまままい!!
狂ったかのように白米をかきこみ、手羽先を喰らう姿は
腹を空かしたチンパンジー。
しかも久保さんは東京で五つ星レストランを経営&シェフをしてたらしく
(その話は本当なのかな?)
しかし料理が美味なりよ!
腹黒な自分は久保さんにまた手羽先作ってもらいたく
手羽先と久保さんに最大級の賛美を喉が枯れるまで送り続ける。
しかし!
機嫌を良くした久保さんに捕まってしまい、
4時間近く久保さんの生い立ちから現在までの
サクセスストーリーを聞くはめに!
聞くはめになんて言うちゃいけませんが
久保さんは還暦を超えてて、同じ話を1夜で3回するという特徴あり。
おかげで限られた食材のエジプトでの、冷やし中華の作り方について熟知いたしました…!
この日は久々に寝坊。朝の10時に起きる。
高木さんと一緒にタフリール広場というバス発着場に行き、高木さんは帰国!
また会いましょう!んでぼくはピラミッド!
タフリール広場でバスに乗ってゴー。
席の隣りのおっさんと仲良くなったら色々と親切にしてくれた。
バス代払ってくれたり、ピラミッドへのバスの乗り継ぎも教えてくれたり。
このおっさんは無口、でもすごいさりげなさで親切やから大好き&素敵!
本当にありがとうございました。
ピラミッド到着そして満喫。
でかくてうわーっとなりました。
しかしピラミッドを造る労働には参加したくないなぁ...と心から思った。
帰りにケバブショップでポテト食べてたら、
おかわりポテトしに行って帰って来たら帽子がない!
店内で「えー!」と漏らして、店員に帽子知らない?と聞くと、
店員やお客の皆が笑いを堪えている。
なんと、おかわりポテトの隙に店員が自分の帽子を隠したらしい!
怒る振りして帽子を振り上げたらみんな大笑い。
…なんてチャーミングなエジプシャン。
道を歩いてるだけで脇腹つっついてきたり何やこのフレンドリーさは!
大好きやエジプシャン。
タイトルに困ると”〜のあれこれ”って乱用すんのなんとかならんのか。
カイロの次は南下してルクソールっていう、王家の谷のある町に行くことに。
エジプトを南下していくカイロールクソールーアスワン これが王道ルート。
実はイスラエルに行くつもりやったけど、水谷特有の移動したくない病が発病。
イスラエル行きのバスが高いのもあったけど(イスラエルは日本並みの物価の高さ
ちなみに南アフリカ共和国とその近辺の国は日本よりも物価高いらしい)
ここまで来たのに行かないのは勿体ないとも思ったけど
せかせかするのも勿体ないってことで、エジプトでゆっくりすることに。
出発前日にルクソール行きのチケットを買うために駅へ。
窓口で深夜列車いくら?って聞いたら1等寝台が軽く3000円超えてて
こりゃ無理ってんで2等車はっ?て聞いても2000円…はぁ
これはちと払えんぞーってベンチでがっくししてたら
駅員のおっちゃんがどうした?って声かけてきたんで
電車代たけーよと言うたら、おっちゃんは話始める。
…窓口で買おうとするから高いんや。
1等2等は観光者専用やで。
エジプト人が使う3等車に当日こっそり乗れよ。
ほいで車内でチケット買うんや。
そしたら700円で乗れるで。
もちろん何喰わぬ顔でな。
…グッドラック!
駅員のあんたがそんなこと教えて良いのか?
おもしろいなぁエジプシャン。
帰りにエジプトの古着通りに行って洋服を購入!
モロッコ→スペインに入国するときにあんまり酷い格好やと(特にヒッピー系)
入国拒否されると聞いたのでジーパンとTシャツを買って帰宅。
カズマくんと山田さんという人が宿泊してて
皆でカジノで遊んで(5ドル負けた)夜は久保さんの
親子丼のうまさに嗚咽を漏らし床に着きました(あっシグルイ読み終わりました)
次はルクソールでのお話!エジプト2へ。