カンボジア


カンボジア滞在:12日

英語通じる ビザ必要(タイとカンボジアの国境感で取得可能:約3000円)

1食80円前後 

宿は300円〜600円くらい

小銭侍おそるべし

宿泊してた宿でカンボジアのシェリムアップ(アンコールワットのある町)行きの

切符を購入。

 

片道1000円くらい。宿で買えてびっくり。

どこで買っていいかわからんかった。

勇気を出してロビーのおばちゃん(怖い)に聞いたら

ここで買えっぞ、と。

安ずるより産むが安し。

 

翌日、10人乗りのワゴンでシェリムアップへ!

この車内で二人の日本人に出会い意気投合。

 

一人はナース、うふふ。

もう一人は学生なんやけどパッと見は世界二週くらいしてそう。

彼はカンボジアで小銭侍にジョブチェンジ。

 

旅好き同士は比較的すぐに仲良くなれる。

今までどこ行ったやら、あんな目にあったとか、話題はてんこもり。

 

おしゃべりを楽しみつつタイの国境で

ビザを取り、いざカンボジアへ!

 

カンボジアに入ると、ワゴンからバスにチェンジ。

バスはなぜかよく停車して時間がかかる。

憶測やけど、わざと到着時間を遅くして、夜にシェリムアップに着くように

時間調整してんじゃね?疑惑が!

 

実際に国境からシェリムアップまでタクシーやと夕方までに着く。

バスやと夜の8時、しかも町中まで行かずに町外れに停車。

 

明らかにターミナルではないとこに降ろされる。

つまり困る。町までの交通手段がない。

そこに待ち受けるは大量の客引きタクシー。

グルかこいつら…

 

バスから降りると、安いよ!こっちに乗れ!町まで遠いよ!などなど。

夜遅くに町に到着すれば、旅行者はタクシーを使うしかなくなる。

車内はこのカンボジア人のやり方にブーイングの雨。嵐までは行かん。

 

仕方なくカタコトの日本語を話すおっさんのリキシャ(バイクタクシーみたいなの)に

日本人3人で乗って、ノンプログレムっていう宿へ!

 

この宿は、完全に名前負け。何がノンプログレムやねん。

オーナーに色々質問しても、ノンプログレム!の一点張り。あほか!笑

さすがノンプログレムホテル、ただもんやない。

 

チェックイン後、腹が減ったので夜飯へ。

食堂でチョウメンという焼きそばを食べる。そして勘定。

 

一緒にご飯を食べた学生の子がカンボジアの紙幣を持ってない!

…いやおれも持ってないわっ!ダブル阿呆。

でも食べちゃった。

 

店員と相談すると、タイの紙幣(バーツ)で良いよってことに。

僕は紙幣で支払い、彼はジャラジャラし始めた。

 

まさか無理をいってタイバーツでの支払いにしてもらったのに

小銭で支払う気かおぬし?

小銭は紙幣に換金できんのやぞ!

でも彼は払いきった。オール小銭で。

 

末恐ろしい。ビックモンスター。度胸お化け。

この度胸は後に値切りで真のパワーを発揮する。

 

小銭をジャラジャラしてる最中、店の家族6人くらいが

おれらのテーブルを囲んで苦笑い。

みんな良い人。苦笑いはしても嫌な顔はしやんし、なんか温かさがある。素敵。

 

この小銭騒動は、食堂で半年くらい語り継がれたであろう。

 

これが小銭侍の誕生エピソード。

 

すまん、アンコールワット

 

翌日、ナースと小銭侍とアンコールワットへ。

リキシャを1日借りて(チャーターというのか)遺跡へどんぶらこ。

 

余談であるが、このリキシャの運転手は名はマーク。

イケメン、麻薬に溺れる29才童顔。

 

彼の決め台詞は

「酒もタバコもドラッグもやらない?そんなやつはオカマだぜ!」

オカマの烙印を押された水谷と小銭侍。

ちきしょうめが、お前の哲学なぞ知らん。

 

ちょっとむかついたので

…おまえの腕の入れ墨ダサイけどな!なんや”Badman"て…はん!と日本語で反撃。

日本語はほとんどの外人に通じんから便利。本音で罵倒できる。

 

そしてアンコールワット三日券(40ドル)を払ってアンコールワット入場。

 

…ワオ!!

最初の遺跡で皆、興奮。

テンションのピーク。

 

ジャングルの中から遺跡がひょっこり顔を出すかんじたまらん。

アンコールワットは大きなジャングルの中に

遺跡があちこちに点在している。

リキシャで走っていると、ふいに遺跡が現れてくる。

 

ほとんどの遺跡がボロボロ、コロコロ、グシャってなってる。

内戦の影響らしい。人型の遺跡なんてほとんど首が無い。

ちょっと不気味。それにしてもでかいアンコールワット、でかまりん。

 

檄うまんぼーで味をしめた、でかいの最上級でかまりん。

我ながらいけません、調子に乗るのはいけません。

 

1日リキシャでまわって、3分の1くらいしかみれなんだー!でかちきしょう。

 

チケット三日券の最終日は自転車で遺跡内をぶらりんこ。

このまわり方が一番楽しかった。

自転車に乗ると冒険気分、地図を片手に遺跡を探すトレジャーハンターみたい。

 

自転車に乗ってまわるのが楽しいのであって

遺跡自体の新鮮みは1日で無くなる。

どれも一緒に見えてくる。

すまんアンコールワット。

 

客引きお姉さんにおののく

 

カンボジアですごかったのは、アンコールワット内の食堂の客引き。

これはパワフル。パワフルすぎる。

 

アンコールワット初日。

昼飯を食べようとナース&小銭侍と食堂のある村へ。

 

僕は二人に少し離れて歩いていると、二人が笑いながら立ち止まってる。

何かあったんすか?と聞くと

い、いや…すごいっすよ、あれ見てください、と。

 

二人の視線の先に目を向ける。

すると7つある食堂の入り口から7人の女客引きが。

 

しかも皆、すごい形相でこっちこいや!

うちの店にカモン!

お兄さんかっこいい〜!

と言うてくる。

 

ビビリつつも、人は食物を食さなあかん、と言い聞かせて

食堂に近づいていく。

待ってましたとばかりに三人は腕を

それぞれの女の人に捕まれ離ればなれ。

 

なんだこの女の人達の腕力は。

僕が捕まった水色のTシャツの人、腕力すげぇ。

 

罵声も怖い。僕の腕をその強靭な左腕でつかみつつ

テーブルを残りの右腕でガンガン叩きながら、ここに決めろぉ!

ここで喰え、あほんだらぁ!とテンションで迫ってくる。

※あほんだらぁとは言われてない信じたい。

 

メニュー表を見ると、1品5ドル。

これは町で食べる5倍の値段。

 

高い!ここでは喰わん!と己の中の胆を振り絞り、抗議。

水シャツ(水色のシャツをきた女の人)は、あーわかった、これでどうだと

店の奥から4ドルのメニュー表を出してきた。

 

えっ?4ドルメニューあるの?と思いつつそれでも高いと言うと

次は3ドルメニューを店の奥から。

 

えっ?最初から3ドルメニュー出せよ!と思いつつ、ものは試しでもう一度高いっすと

水シャツに提案。

すると奥から2ドルのメニュー表。

 

えっ?それだけのメニュー表作るの手間やないっすか?と思いつつ

実は1ドルメニューあるんやないっすか?と言うと、めちゃ睨まれる。

ビンタされるかもと脳裏をよぎるが

ここで1ドルまで値切りをして、ナースと小銭侍に褒めてもらおう!という

よこしまな気持ちがムラムラ。

これが水谷くんのよこしまさ。

 

水シャツ姉さんは、こう言う。

わかった…1ドルにしてやる…

だが条件がある…私の店、つまりここで喰え…

 

お前は闘士か。怖わすぎるわ。

 

しかし1ドルまで値切ったぞ、ぼくすごい!褒めて!って

店を出て二人に報告しに行くと、二人とも1ドルまで交渉済み。

小銭侍なんて、1品1ドル+コーラって言うてる。ひどい。

彼に血はあっても涙は無いな。

 

結局3人一緒にご飯を食べたいので、僕が交渉してた店には戻らず

小銭侍の交渉して店で飲み食い。

ちらっと水シャツの方を向いたら、思いっきり睨んどる。

あれが覇気?ここは新世界?

 

おぬしは食堂やなくて、戦士的なことやんなさい。

バトルマスターとかパラディンとかいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

カンボジア人は明るく素敵

 

カンボジアは客引きがすごくてめんどっちい時があるけど

基本、皆明るくて、おちゃめ。

 

プラプラ散歩してると、暇なのかタクシードライバーが腕相撲しようぜ!とか

急に脇腹をこちょこちょされたり。

突如、目の前に女の人が現れて、うちの店でなんか買ってって!

強引かつ神出鬼没。

 

2リットルのコーラを持って歩いてるだけで、ワオ!ユーはクレイジー!って

話かけられたり。そんな感じで仲良くなれる。

 

あとカンボジアでは日本のオカモトが有名。

さすがジパング、職人の国、その薄さとセーフティさが

カンボジアの人にも伝わったようで。喜ばしい。

 

屋台の青年がおれに向かってパンチをしてくれって言うてきて

かるくパンチをすると、彼はスっとパンチを避けて

僕の腕を彼の両手がやんわり包み込み、一言「…オカモト」

 

彼のビートはおれに伝わった。

 

カンボジア人は明るく陽気。

おっさん、その日暮らしやなぁって人もニコニコして遊んどる。

 

ほんと散歩してりゃ仲良くなれた。

どもども。

 

チャイに向かって撃て!

 

所持金が少ないので、カンボジアでは1ドル飯巡りをしてた。

1ドルで1品食べれる店がけっこうある。

または値切りで1ドルにしてもらったり。

 

カンボジアではドルが有効、カンボジアの紙幣リエルを使うと損する。

1ドル=85円 4000リエル=100円 

ん?当時はレートを理解しとったのに何か忘れた。

とにかくドルのが良い。

 

カンボジアも料理が美味しんぼ!

フライドライスっていうチャーハンばっか食らってた。

 

好きですぜカンボジアクオリティー。

基本はずれなしやった。うまうま。

ただチャイが無いのが残念。チャイについて語ろうか。

 

チャイってのはアジアの紅茶みたいな飲み物。

すげぇ尼い、尼いってエロいな。

 

うげってなるくらい甘い。でもそれが徐々にくせになる。

例えるならミルクティーにガンガンに砂糖を入れて、そこに練乳をかけるような。

 

もとより甘党な水谷くんは、チャイとはすぐに仲良くなった。親友。

チャイさえ飲めれば疲れは吹っ飛ぶ。

 

しかしマレーシア、タイ、ネパール、インドにチャイはあるのに

何でカンボジアには無いんやー!

 

心の中で駄々をこねる、タイとは陸続きやのに!仲悪いでか?

でも売れるんやで、やっちゃいなさいよ、チャイを作りなさいよ!

 

チャイ癇癪。このあとネパールでチャイまみれ。

カンボジアはチャイが無いのだけが欠点。チャイ鎖国か。

 

あっやばい、すげーくだらんこの日記。もっと旅人っぽいこと言わなあかん。

 

旅 is フリーダム  こんなんでどうでしょう?

 

 

センチメンタル僕

 

カンボジアで求愛された。

行きつけの食堂の娘に。

こんなに嬉しいことはない、ほほ。

 

何回かその食堂に足を運んでると、娘がぼくの隣に無言で座りだす。

なんじゃこやつ?と思ってたら、ガールフレンドはいるの?と聞かれて

0.1秒後にノン!と返答、年齢や出身国を聞かれて、フリートーク!

 

しかし英語をうまく聞き取れず、愛の奇跡起こせず。無念。

 

今思えばビザ狙い?というネガティブかつ阿呆な、悲観的思想が頭の中を

巡りますが、やっぱりボクの魅力で彼女は求愛したんやと思えば

楽しい、嬉しい事この上ない。

 

求愛されたせいか、この時期、気が狂ったのかコーラに

アップルジュースを入れてアップルコーラにして飲んでた。うまい。

コーラを飲んだ後に、アップルジュースのフレーバーが効いてくる!

 

あと右足のすねの毛をむしりとってた。

自力脱毛しすぎてツルツル。

 

短パンでうろつくぼくにとって、自意識過剰ではあるが非常に恥ずかしい…

だって右足のすねがツルツル、左足はフッサフサやもん。

 

恥ずかしさ克服のために自分の中で

おれはムエタイ選手や…サンドバックにキックをしすぎて…

右足のすね毛が無くなった戦士…ムエタイファイターの…

ミズタ二・チャモアペットっていう設定で乗り切った。

 

しかし毛に再生能力があって良かった。

トルコあたりで生えそろう、よく頑張った、毛。

 

はて、カンボジア人に夢を追うって考えはあるんやろか?と宿の屋上から

人々を眺めてて思った。

 

たぶん、やりたいこと以前に稼ぐことのが重要なはず、途上国なら尚更。

出稼ぎとか、日本人と結婚するとか。

 

夢を追える、挑戦できるってのはすごい恵まれてるんやなとか。

だいたい世界一周を貧乏旅行といえど、実行してる時点で途上国の人からしたら

贅沢ってか、すごいお金持ちに見えるはず。1フライト数万って現地の人に

答えると、何が貧乏や、このツアー組んでや、何か買って!っていう同じやりとりを

何度したことか。

 

もし途上国の人が日本に来て、何か夢中になれることが見つかったとして

でも喰ってくのむずい、しかしバイトでも何かしらの仕事をすれば餓死はせぇへん…

となった時、どんな行動にでるんかな?と物思いに耽る。

 

人によってはもっと稼ぎたい!と思ったり、いやいや自国におった時は

もっと深刻にその日暮らしやったやん、好きな事しても餓死はせずに済むのに

何故あきらめる?って考えるんかなー。わからん。

 

これぞセンチメンタルボク。真面目すぎるわ。

 

次は楽しみにしていたネパールッ、やっほい!