タイ


滞在13日

英語通じる ビザ不要 物価は日本の3分の1くらい

1食150円くらい 

宿はバンコクのカオサンストリート(安宿街)で500〜1000円くらい(田舎も同じくらい)

 

おやじの魔法とマッチョおじさん

 

ペナン島→タイ国境へ電車でゴー!

 

ペナン島のバタワーズ駅→タイのハタヤイという町までの

切符を購入しようと目論む。

 

しかし切符売り場のおばちゃんにハタヤイまでは

買えないとのことで、とりあえず国境までの切符を購入。

 

電車から眺める道中の風景が素晴らしや。。

 

田園、人、牛、岩。

少し日本に似ていた。見ているだけで楽しい。

寝るのがもったいないくらい。

 

夕方に国境に到着。

出国審査→入国審査、これ緊張する。

 

出国審査は問題なし。

さて、切符売りのおばちゃんに言われたとおりに

ハタヤイ(タイ)までの切符を買おうとしたら…なんと電車が出発の汽笛を鳴らしはじめる!

 

やばい、水谷の前にまだ3人のおっさんが切符を買おうと並んでいる。

しかもみんなモタモタと支払いをするし、切符売りの人もマイペース。

 

電車は動き出す。

 

今日は野宿か…と諦めかける。

しかし前に並んでいたおやじバックパッカーが列から飛びだす!

 

「ストップー!!」

親父叫んだ。

 

無理やろーと思ってたら、なんと電車が止まった。

なんて寛容な電車。

もういい感じのスピード出てましたやん。

 

それにしてもおやじの叫びは魔法のごとき威力。

僕は心の中で彼に魔導士の称号を与えた。

 

そしてなんとかタイ行きの電車に乗車できた〜。

席に着くと隣のマッチョおじさんに「君はラッキーだね!」と言われる。

 

後にわかるけど、マッチョおじさんめちゃくちゃ親切!

158日の旅を振り返っても親切さナンバーワン!!

 

国境を出発してまもなく、車内食堂のメニューが配られるんやけど

何故か僕んとこにはメニューがまわって来ない!

うぅ…何の仕打ちか。。

昼から何も食べて無くて超空腹。

 

それに気づいた、というか雰囲気で察したのかマッチョおじさんが

パン×2と葡萄×1をくれるではないか!

 

これにはちょっと泣きそうになる。

見ず知らずの外人にこんなに優しくできるってのは、なんなんやろか。

しかもすごく爽やかに、押しつけがましくない。

 

そしてハタヤイに到着したことに気づかなかった僕に

ここがハタヤイだよと教えてくれたり、安いゲストハウスを

地図に書いて教えてくれて、さらに発車の寸前まで一生懸命に

ゲストハウスへの行き方を丁寧に教えてくれた。

 

本当にありがとうマッチョおじさん。

おじさんのはちきれんばかりのボディのことは忘れません!

 

そして日本で困ってる外人旅行者を見つけたら、英語話せやんとか

どうでもいいから、親切にしようとこの時思った。

 

親切は人を親切にする!!

 

 

 

 

国境付近で見かけたアイドル

 

ハタヤイのゲストハウスに到着〜!

 

マッチョおじさんに教えてもらったゲストハウスに荷物を降ろし

屋台というジャングルに、食物を狩りに行くべく、てくてくする。

 

なんか、音楽が屋台群の奥から聴こえてくるぞ。

 

音の鳴る方に向かって行くと、小さなステージの上で

ドレスを着た女の子が歌い、太ももむきだしのバックダンサー4人が踊る。

 

どうゆう組み合わせ?しかも観客8人やし。

そのうちの3人はおっさんのカメラ小僧。

 

アイドルは唄うまくないし、ダンサーもバラバラ。まさに三流である。

唄も昔のアニメソングみたいなメロディーで単調。

 

心にぐっと刺さる歌詞など、あろうはずもない。

全然作り込まれてない彼女たち、しばらくするとそれが逆に心地よくなってくる。

 

何より彼女たちは楽しそうであり、ほどよくテキトーなのが僕の心をきゅんきゅんさせる。

 

バックダンサーなんて曲が終わるごとに談笑。どんなやねん。

真ん中のアイドルは夢心地なのか、ふわふわした表情でMC。

 

これがこのアイドルユニットの魅力なのか…おそるべしタイランド!

疲れた異国人を技術でなく、気持ちで動かすとはな…!

 

気がつくと1曲が終わるごとにカメラ小僧、いや小僧というには老けすぎた

カメラおやじと共に、三流のアイドルたちに拍手を送る水谷君がいた。

 

トイレ事件

ハタヤイには2日滞在して、次はスラタニって町へレッツラゴー。

 

スラタニーについての情報は何も無く、バンコクとハタヤイのちょうど真ん中に

あったから、移動の疲れを半々にしようと思い行くことに。

 

5時間遅れでやってきた電車に乗ったのが昼過ぎ。

 

スラタニに着いたのが夜の10時。

電車に乗ってる時は、町のホテル閉まってたら如何に

安全な場所で野宿するかを考えてた。

 

宿が満室やったり、夜中のチェックインが不可の場合を考えると不安でいっぱい。

気が気じゃない。

 

しかし駅近くに安宿発見!700円でリーズナブル。

安堵感からか、部屋で喜びのダンシング。

 

喜びもつかの間。

 

次の日に水谷は最大級の辱めをトイレで経験するのである。

 

昼過ぎに町をふらふら散歩してると腹痛が。うんちが御肛門から

飛び出たいらしい。トイレへ。そして用をたす。ここまでは手慣れた手つき。

 

しかし!!

…何だこれは?レバーがない、水をジャーッと流すあれがない。

あるのは便器横の水だめと桶がひとつ。

 

どうやって流せと?この桶に水を汲んで、便器内に水を流しても

水位が上がるとしか思えん。ぬーん。

 

ほほ?ヒンズー教でもないのに、手でお尻を拭くのか?

いや、そんなことはない。

 

タイは仏教国のはず。むむん…公衆トイレを使用したため、後がつかえているかも。

便器の中には我が肛門から現れし兄貴が、早よ流さんかいっ!と

威嚇してくる。ちょっと待ってください。

 

人間、うんこの流し方がわからんってだけで、パニックになるもんで

最早、まともな思考ができなくなり判断を誤る。

 

つまり僕は水谷家に代々伝わる秘技”うんこ残し” またの名を”残しうんこ”を

実行することに。

 

ドアの足下から、誰もトイレ待ちをしていないことを確認し、ドアを開けて

逃げようとしたら、なんと足下の隙間からは見えない死角に刺客が!!

 

すれ違うと同時に走って宿に戻り、恥ずかしさのあまり水谷君は枕を濡らしたのでした。

 

車内に物売りがやってきた

 

うんち事件の精神的ダメージで風邪をひく。

しかも風邪をひいた日に限って、移動日。

朝の11時にチェックアウトして、夜の8時まで駅のホームでひたすら電車を待つ。

 

暑さで体力は奪われるし、寒気でしんどいわでまいった。

しかも子供たちが周りに群がりはじめて、一緒に遊ぶと名刺を全てとられてしまったー。

盗難ではなくて、一枚あげたら僕も私もくれっ!となった。

ありがとう。でも次会ったら返してください。

 

電車が来たのは夜中の12時。

もう電車は来やんのかと思ったほどに遅い!むきー。

でも乗客も駅員も悪びれたり、怒ったりが一切なし。これが普通なんか。

遅れてもええやんかって雰囲気は好き。

 

とはいえホームで13時間待ち。くったくたになりつつ、深夜にバンコク向かう。

 

そして朝になると物売りが車内に入ってくる。

どの国でも電車に乗ると、停車駅で物売りが車内に入ってきて、飲み物や

食べ物、弁当、揚げ物を売りにくる。これもなかなかに良い景色。

 

食べたい物を物色して、値段交渉。

のんびりしてると電車が出発しるので、物売りは手際がいい。

出発しても乗客がお金出すのにもたついてると、物売りは走り出した電車から

飛び降りて村に帰っていく。

 

日本も昔はこんなんやったんかな。

 

バンコクの安宿街カオサンストリート

そして首都バンコクに到着!

 

バンコク駅で地図を50バーツ(150円)で購入。

宿マークの多いカオサンストリートというところへ徒歩で向かう。

後で知るんやけど、このカオサンストリート、バックパッカーのメッカ。

 

いろんな国のバックパッカーや旅行者がわんさか。

なんていうかタイではない、タイに来た意味が無いというか。

 

出店や屋台、服屋に酒場、タトゥー掘り、旅行会社などが乱立。

ホントにめまぐるしい場所。

 

750円のゲストハウスに宿泊。

風邪も完治しておらず、さらにカオサンに来てから腹痛い。

この腹痛はカンボジアからバンコクに戻ってきた時も再発。

 

たぶんこのカオサンを好きではないという、感情が体調の悪化を招いているもよう。

街と自分との相性ってのが存在する。

僕にとって、相性良くないのがこのカオサン。

 

カオサンは金と女と酒とドラッグの匂いがプンプンする街。

ロックンロールじゃあるまいし。

 

人の欲望が丸出しな感じ。肌触りが悪い。

街をあるけば白人が堂々とアジア人女性を買っていたり、四肢を斬られた物乞いもいっぱい。

 

この街でしたことといえば、美術館と散歩くらい。

5日滞在して、カンボジアに行くんやけど

カンボジアについた途端に体調が回復していくというほど。

 

それほどカオサンが肌に合わんかった!

また行きたいとは思わん街。

 

ただカオサンでこの旅初めての日本人と出会。

北村くんという須藤元気好きの好青年と会って、仲良くなったのはすごく楽しかった。

 

祝、この旅の日本人友達1人目!!